法律相談

法律相談の手続き

はじめに

当研究会においてご相談対応させていただく案件は金融商品取引被害の案件です。金融商品取引被害とは、金融商品取引業者(証券会社、銀行等)が一般投資家(一般消費者だけでなく、法人も含む)との間の金融商品取引において、違法不当な勧誘・業務行為を行い、一般投資家に財産的損害を与えることを指します。

上記金融商品取引に該当しない投資詐欺ないし詐欺まがい商法の案件については、ご相談をお受けできません。

費用について

法律相談

初回の相談は30分ごとに5,000円(消費税別)です。2回目以降の相談は1時間あたり1~2万円程度(消費税別)が目安です。

なお、事件として受任する場合には相談料としては特にいただかないこともあります。

調査、鑑定、事件処理の見通しをつけるための活動

直ちに交渉や裁判等を前提として受任するのではなく、事件処理の見通し、違法性の程度を判断するための調査、資料の検討等を行うもので、10万円~30万円程度が目安です。

事件として受任する場合

事件として受任する場合は、着手金(事件を依頼する際にお支払いいただく費用)と、報酬金(事件が解決したときに解決内容に応じてお支払いいただく謝金)が必要になります。金額についてはいずれも解決(見込)金額の一定割合を基準に事案を勘案して事前に合意しておきます。

着手金
相手方と交渉し、調停を申し立てたり、訴訟を提起する際に最初に支払う弁護士料です。30万円~100万円、あるいは、請求額の数%などと決められることが多いですが、事案によってさまざまですので、担当弁護士とご相談ください。
報酬金
報酬金は、解決の程度によりますが、できる限り明快になるように、たとえば現実に回収した金額の10%、あるいは10~20%の範囲内で、などと、あらかじめ具体的に決めさせていただきます。
実費
事件の内容にもよりますが、相手方の商業登記簿謄本を取り寄せたり、相手方に内容証明郵便を送付して、その旨の報告書を送らせて頂く、などというための実費として、予め2~3万円程度お預かりするのが一般です。
また、訴訟を提起する場合は、請求額が1000万円なら5万円、5000万円なら17万円などと、裁判所に納付する印紙代と、予納郵便切手代(被告の数にもよりますが数千円程度)が必要になります。

事件受任までの流れ

相談担当弁護士の決定

FAXまたはWeb送信(メールフォーム)で相談の申込みをいただいた場合、受付担当弁護士(同事務職員)が相談担当弁護士を決定し、相談申込者の方に電話連絡させていただきます。

相談日時の決定

その後、相談担当弁護士から、相談申込者の方に電話連絡を差上げ、面接相談の日程を取りきめます。その電話連絡の際、相談内容について、補足的にお尋ねすることがあります。

担当弁護士との面談

面談は、担当弁護士の所属する法律事務所で行います。事情と都合によって、弁護士会館など他の場所でお会いすることもあります。その際は、手元にある関係資料を持参してください。

事柄の性質上、被害者ご本人を面談して事情を聴き取るのが原則です。家族などの方が同行されても結構です。なお、複雑な事案の場合、面接相談が複数回にわたることもあります。

調査事件としての受任

面接相談を受けた担当弁護士において、相談内容の具体的な事案を事実的・法律的視点から検討して、複雑な事案の場合は、調査事件として、受任することがあります。最近、そのような事案が多くなっています。

交渉・ADR申立・訴訟提起などの受任

面接相談あるいは調査事件の結果、事件解決(被害回復)のため、弁護士委任が必要と考えられた場合には、その旨およびそれに要する費用・支払方法についても相談させていただきます。事件解決(被害回復)を依頼される場合には、委任契約書を締結します。

その他

その他、不明なことや個別事件の見通しなどは、遠慮なく担当弁護士に問い合わせてください。

法律相談の申込み

相談の申込みは、相談票をFAX送信していただく方法と、Webサイトから送信していただく方法とがあります。個人情報を記入していただくことがあります。弁護士は守秘義務を負っています。その個人情報が部外に提供されることはありません。

FAXまたはWeb送信(メールフォーム)で相談の申込みをいただいた場合、受付担当弁護士(同事務職員)が相談担当弁護士を決定し、相談申込者の方に電話連絡させていただきます。

相談票をFAX送信する方法

  1. こちらから相談票をダウンロードしてください。 PDF Word
  2. プリントアウト後、事件の基本情報を記入し、下記FAX番号まで送信してください。

FAX : 06-6360-1822(片岡利雄法律事務所)

Webサイトから送信する方法

下記メールフォームにもれなく記載して相談申し込みをしてください。個人情報に関する入力は多いですが、弁護士は守秘義務を負っています。当然に秘密は厳守します。

※は必須項目です。

当会を知ったきっかけ
氏名
ふりがな
性別
年齢
職業
住所 郵便番号 -
都道府県
市区町村番地
建物名
電話番号 - - 固定電話でも携帯電話でも、連絡が取りやすい方を記入してください。
連絡先について
弁護士名や法律事務所名を名乗って連絡してよいか
固定電話を自宅の電話番号にした場合、同居の家族がいるときは知られる可能性があります。困る場合は個人名でお電話します。
メールアドレス
メールアドレス(確認用)
相手方の名称 分かる範囲で記入してください。
相手方の住所 分かる場合に記入してください。
取引開始日 だいたいで構いません。例:2011年10月頃
現在の状況
取引の種類
複数選択可。証券取引に関する相談に限ります。
被害金額合計
相談内容 可能な限りで構いませんので、時系列順に、(1)いつ頃、(2)誰から、(3)どのように言われて、(4)いくら支払わされたのかを具体的に記載してください。
※入力文字数は最大300字まででお願いします。
個人情報の取扱い 必ず個人情報の取扱いをお読みになり、同意するにチェックを入れてください。

受付担当弁護士の紹介

受付担当弁護士
弁護士 片岡 利雄
事務所名
片岡利雄法律事務所
事務所所在地
〒530-0047 大阪市北区西天満5-6-10 富田町パークビル503号室
電話番号
06-6360-1811